
より健康的な生活を求める意識が高まる中、若い世代の消費者は上の世代と比較して、カフェインの摂取を控えたいという強い意向を持っています。ユーロモニターが2025年に実施した「Voice of the Consumer: Health and Nutrition Survey」によると、Z世代の回答者の37%が「カフェインの摂取を減らしたい」と回答しました。この傾向はカフェイン消費の頻度にも表れており、Z世代では週に1~2回、あるいは月に1~2回摂取すると回答した層の割合が上の世代よりも高くなっています。
地域別で見ると、ラテンアメリカおよび欧州では回答者の少なくとも43%が「少なくとも1日1回はコーヒーを飲む」と回答しています。これはアジアの30%を大きく上回っており、アジアにおける一人当たりの消費量の少なさが浮き彫りになっています。しかし、主に外食産業を中心にコーヒー・お茶類におけるイノベーションが急速に拡大していることから、アジアの消費者におけるカフェイン消費量は今後増加する見通しです。
ストレスの多い生活や先行き不透明な社会情勢を背景に、カフェインの摂取を減らしたいと考えるZ世代が増えている一方で、皮肉なことに、彼らは日々の生活を乗り切るために依然として高いレベルのカフェインを摂取し続けています。このことは、カフェイン消費が減少に転じる可能性は低く、コーヒー・お茶類ブランドにとっては、長期的にZ世代のエネルギー需要に応えていく機会があることを示唆しています。
詳しくは『A Perfect Blend – How Gen Z is reshaping the coffee and tea market』を合わせてご覧ください。